作品紹介 -星の約束-

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 「…こんなことになるなんて、思ってなかったよな」

 「……」

 「俺も思ってなかったけど…
 一生、なると思ってなかったけど…聞いてたら…
 笑ってられねえくらい、切なくなっちった」

 そんな辛そうな笑顔をしないで…

 「…ごめん…ほんとに、好きみてえ…」

 もう、笑顔が泣き顔に見える…

 「俺は…お前が好きだ…」


 「未来…」

 呼ばれた名前が、とっても甘い響き…



  〜中略〜

 唇が耳に当たって、くすぐられてるみたい…

 「ふふっ…くすぐったい…」

 「くすぐったくないほうが良い?」

 「あっ…」

 「全部…感じてくれてるってことだよな…」

 そんなこと…言わないで…

 「俺の指でそうさせてんだと思うと…
 たまんねえよ…」

 「もっと感じさせたい…」



 熱い…

 私の中で指がうごめくたび、
 堂本君に濡らされていくのが自分でも分かる。

 「堂本君っ…!」

 「未来のここ…濡れた音立てて、すげぇかわいい」

 「やっ…だ…」

 「指が滑り込んじまう…」

 「ああっ…」

    今度の星の約束は、結ばれるまで、このように演出が展開していきます。